小児歯科


お知らせ
♪♪ 子供さんがリラックスできるだけでなく、小さなお子様のいるお母様にも 安心して
    治療を受けてもらえるようにプレイコーナーを用意しています。どうぞご利用ください。 ♪♪

とみなが歯科医院の母親教室です!!


乳歯はとても大切です。

 (乳歯のむし歯を
       放っておくと・・・)

乳歯は生え替わるからといっておろそかにしてはいけません。
永久歯に生え替わるまでの重要な役割があります。
あごの発達顔の輪郭の形成永久歯の歯並びなどに影響します。

乳歯のむし歯を放っておくと・・・
乳歯のむし歯は永久歯の歯並びを悪くします。
また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。

このように、乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。
乳歯のむし歯を放っておくと、永久歯に悪い影響が出て、
この先ずっと歯のことで苦しむことになりかねません。
早めの治療を心がけてあげて下さい。

乳歯の名前と生える時期には
個人差があり、多少前後する事もあります。
心配がある時は、お気軽にご相談ください。


フッ素塗布とシーラント
            について

フッ素塗布について
フッ素はむし歯に強い歯をつくる性質を持っています。
このフッ素を定期的に歯に塗る事で歯質を強化します
歯に直接フッ素を塗るので、市販の歯磨剤よりも効率的に取り込む事が出来ます。

シーラントについて
むし歯の出来やすい、奥歯の噛む面の溝にシールをして
むし歯を予防する方法です。
シーラントは歯を削ることがないので痛みはありません。
ただし、このシールが剥がれることもありますので、
定期的に検診をする必要があります。


フッ素塗布やシーラントを行ったからといって、必ずしもむし歯が出来なくなるというものではありません。
《ブラッシング指導》及び《むし歯の治療》をまず先にきちんと行なう事が大切です。
その上で、さらに《より健康のためのむし歯予防=発生予防》を希望される方はご相談ください。
定期的(4〜6ヶ月に一度)な《フッ素塗布、シーラント》による処置が効果的です。


子供のブラッシング

歯磨きは口の中の健康を保つためにとても重要な事です。子供によって個人差はありますが次の事を目安にして下さい。

上の歯が生え始めたら(6ヶ月〜)
水を含ませたガーゼや脱脂綿などを指先に巻きつけて、歯の表面の汚れをやさしく拭き取ってあげて下さい。
このころは手にした物を何でも口に入れたがるので、歯ブラシを遊びの中に取り入れ、歯ブラシに慣れさせましょう。
のどの奥まで入らないような柄付の乳児用歯ブラシが望ましいです。
お母さんは口の中を見る習慣を付けましょう。

1歳になったら
少なくとも、朝と晩の2回くらいは小さなやわらかい歯ブラシを使ってやさしく歯面の汚れを取ってあげましょう。

1歳6ヵ月〜2歳頃
自我がだいぶ強くなり、一人で歯磨きをしたがります。
不十分ですから必ず後で見てあげましょう。
歯ブラシは子供の口の大きさにあったものを選んでください。


3歳過ぎたら
不十分ながら一人で磨けるようになります。
しっかり磨けるよう訓練を始めましょう。
乳歯のむし歯が急増する時期ですので、必ずお母さんが仕上げ磨きを行なってください。
磨いた後は忘れずにほめてあげましょう。

正しい歯磨きは習慣付けてしまえば少しも面倒な事はありません。
お子様のためにも、しっかりと歯磨きを心がけましょう。
ブラッシング指導からきちんとお手伝いいたします。
お気軽にご相談ください。



子供の矯正

乳歯がむし歯で崩れてしまったり、早いうちに喪失してしまうと・・・
隣の歯や、咬み合わせの歯は傾斜したり移動したりする事があります。
そのため、永久歯に生え替わる時、永久歯の位置がずれることがあります。
それが原因でお子様の正常な成長発育が妨げられる事もあるので
早いうちから矯正処置が必要な事もあります。

お子様の成長発育を考慮した治療を行なっていますので
気になる事がある時は、早めにご相談ください。



妊娠期のお母さんについて

妊娠中や子供を産んだあとは赤ちゃんにカルシウムを奪われてむし歯になりやすいと言われますが、これに対しての医学的根拠は全くありません。
しかし、妊娠中や産後のお母さんがむし歯になりやすいのは確かにあります。

なぜ妊娠するとむし歯ななりやすいのか?・・・
@ 口の中の変化によるもの
妊娠による粘膜組織の変化、細菌に対する抵抗力の低下、唾液中の成分の変化により、口の中に細菌がすみやすくなってしまうためです。
A 歯磨きを怠ってしまう
つわりがひどいと歯ブラシを口の中に入れただけでもどしそうになり、
つい歯磨きを怠ってしまいます。
また、栄養を取ろうとして何度も食事をし、その都度みがかない、不規則に食事をとる等も原因の一つです。
どうしても磨けない場合は洗口(ぶくぶくうがい)だけでも効果があります。

むし歯以外にもかかりやすい歯の病気
妊娠中はむし歯以外にも多くの病気にかかりやすくなります。
@ 妊娠性歯肉炎、口内炎・・・歯ぐきから出血しやすくなります。
A 歯周病・・・妊娠性歯肉炎と重なってしまうと進行が進みます。
B 歯性中心感染症・・・歯の慢性化膿性炎症から体の他の部位に
                異常を起こします。

この他にも様々な病気にかかることもあります。放っておいても治りませんので異常に気付いたら早めにご相談ください。

妊娠期の食生活
母体や赤ちゃんのために栄養のバランスがとれる理想的な食事は、
赤ちゃんの歯にとってもよいことです。
赤ちゃんの歯は、妊娠して1ヶ月頃からつくられ始めて3ヶ月頃にはカルシウムを主とした無機質が沈着して固くなっていきます。
赤ちゃんの歯の形成期につわりによる偏食や薬を多用した場合、質の悪い歯が出来てしまいます。

妊娠しているからといって全く治療が出来ないわけではありません。自分の歯と赤ちゃんの歯を守るためにも口の中の異常には十分に気を付けるようにしましょう。



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